通信生 8回目講座レポートより

1.バーストラウマとは? 人に説明する時に、どのように説明しますか?

バーストラウマとは、自分のお母さんが妊娠中に胎児である自分が察知した
お母さんの気持ちから受けた誤解や、出産時の状態から受けた心身へのストレス、
生まれた後にお母さんと別室になってしまった時間に感じた不安や不快な気持ちなどから
今まで続いている心に蓄積された思い違いの積み重ねのことをいいます。

それは多かれ少なかれ誰にでもあるもので、不安に思う必要はありませんが
今、自分に現れる自分の外にある不快な現象も、紐解いてみると、
この妊娠期、出産時、出産後の自分が思い違いをしてしまっている部分が
発端になっている可能性が大きいので
ひとつひとつその思いに気づいていき、
大人になった自分が過去の子どもだった自分に
あなたはそのままで大丈夫なんだよ。
あなたは愛されていたし、今この瞬間も愛されているんだよ。
あなたは自分の感情をどんなものであっても受け入れていいんだよ。
とじっくりと伝えていくことでひとつづつ思い違いを解くことによって
現在の状態も、心持もずっと良好なものに変化させることが自分自身でできる。
というものです。

 2. 妊娠中に考えられるバーストラウマには、どのようなものがありますか?
 それをどういうやり方で癒していけると思いますか?

妊娠中にお母さんが感じた、子どもができちゃった!どうしよう!おろそうかな!?と思う
夫と喧嘩が絶えない、おなかの赤ちゃんに話しかけなかったり、
気にかけなかったりして無関心だった、出産時の痛みが不安で仕方がなかった、など。
胎児期の自分に語りかけるような気持ちで、大丈夫だよ、お母さんは不安に思っていたけれど
それはあなたを愛していないからではないんだよ、お母さんの問題であってあなたが
不安に思ったりお母さんに対して申し訳なく思ったりしなくていいんだよ
あなたは愛されているんだよ。と根気強く繰り返し伝えることで徐々に癒しが起こる。

 3. 出産後に考えられるバーストラウマには、どのようなものがありますか?
 それをどういうやり方で癒していけると思いますか?

 出産時に破水が先だったり、帝王切開だったり、促進剤の使用があったりなどして
赤ちゃんのペースで出産できなかった場合や出産後に母子の分離があった場合。

自分のせいでお母さんを苦しめた、
自分が可愛くないからお母さんはどこかへ行ってしまったなど
自分を否定する思い違いが起こる。
毛布の中に包まって、うまれるごっこをするのが効果的
自分のペースで生まれるということ
生まれた後はお母さんが笑顔で待っていてぎゅーっと抱っこしてくれること、
などを追体験することによって、
自分は生まれてきて良いんだ、お母さんは待っててくれていたんだ、と
正しく理解することで癒しが起こる。 

4. 幼稚園・保育園児が「行きたくない」という理由には、どのようなものがありますか?
どう対応したらいいと思いますか?

お母さんと離れたくない母子分離の不安が強い。下の子が生まれた、身内が亡くなった
親しい人がいなくなった、など喪失の体験によって強化されることも多い。
そのため、その子がそのときに感じているであろう「喪失のさみしさ」が何であるかの
発見に努め、寂しいという気持ちに寄り添い、理解しているよ、ということを伝えていくことで
自信と勇気を回復できるようにサポートする。 

5. 友達を叩く、かじる子の心理は? どう対応したらいいと思いますか?

 自分の存在価値の否定から「どうせ自分なんて」という
自暴自棄な気持ちになっている場合が考えられるので
「だめじゃないんだよ」「そのままで素晴らしいよ」「生まれてくれてありがとう」
その子が存在してくれていかにうれしいか、という思いをひとつひとつ伝えていく。
または体力的にも気持ち的にもパワーが過剰な子の場合も考えられるので
そういった場合は身体を使うスポーツに取り組ませてみたり何かに没頭して
心身のエネルギーを昇華させる必要もある。礼儀に厳しい武道などもよい。

6. 「ふん、どうせ!私なんて!」とすねてる子には、どう対応したらいいと思いますか?

 5にも通じますがこれも自己否定の感情の一種。なので、肯定感を増せるような配慮をする。
大好きで、いてくれてうれしい、とても感謝しているんだよ。ありがとう、
という気持ちを表現するようにしてみる。

唐突だったり、不自然なほどだと逆効果かとも思うので、長期戦の気持ちで少しづつ、
というのもポイントのような気がする。

7. 無理難題を言って大人を振り回す子の心理は? どう対応したらいいと思いますか?

 甘えの一種、オトナを試すような屈折した甘え、過剰な甘えであると思った場合は
きっぱりとどうしてその無理難題を受け入れられないのかという理由を伝え
断じて受け入れられない。と毅然とした態度で挑むことが必要な場合もある。

8. 友達からはずされるイジメを引き寄せる子の根本的原因は?その子にどう対応したらいいですか?

これも自己否定の気持ちが起因していると考えられるが、
親の中の自己否定がきっかけとなっている場合もあるので、
まず子どもよりも親のほうの心を見つめなおす作業が必要。
親が「自分はここがだめだ」と思って否定している部分を探し当て、
そしてその気持ちに対してだめじゃないんだ。大丈夫なんだと、再認識をする。
そうすることで子どもの問題も自然に解決することも多い。
もちろん子どもにも駄目じゃないんだよ、と伝えていく。

9. 男の子、男性、お父さんを嫌う女の子の根本的原因は? どう対応したらいいですか?

 女性性の否定が考えられる。妊娠中に母が感じた夫への否定的な思いを
自分の思いと混同している場合や、
女じゃ駄目なんだ、愛されないんだという間違った思い込みも。

父を嫌だと思ってしまったのは妊娠中の母だったんだ。という再認識をしたり
女性だって愛されるんだよ、女の子らしくしてもいいんだよ。と女性性を肯定していく。 

10. 思春期の子が殻に入った時、親として大人としてどう対応したらいいと思いますか?

 距離を保ちながら、いつも気にかけているよ。困ったときは相談してね。と日頃から伝える。
子どもに向けて伸ばした不安の触角は自分に戻す、と心がける。
自分の不安を投影してしまう場合もあるから。

 11. 勉強のやる気が起きない子に対する、言葉かけと対応のしかたは?

 頭ごなしに叱らずに、子どもになぜ勉強が進まないのかを聞いてみる。
大人にだってやりたくないときややる気が出ないときがあるんだよ、という
体験談として語ったり環境の整理を進めてみたりすることで、
子どもの中に自分を冷静に眺める時間を与える。

 12. 上記2~11の内容で、自分にもあてはまり、形を変えて表面化してたり
同じように振る舞っている部分があればひとつひとつ具体的に例を書いてください。

(例:夫が茶碗を洗ってくれてるのに、今度は掃除機も!洗濯も!こんな形じゃないとイヤ!
 と無理難題を言っている私、など)

 こどもの失敗をみるといたたまれない気持ちになる→自分は駄目だー!と感じているのに感じたくない。
自分が望んだ形で受け取れないとイライラしてしまう→悪魔的チャイルド、わがまま、
もらえてるのにもらえてない被害者を演じる自分
自分の操作が及ばない物事に着手するのが嫌→準備という鎧に頼る。
そのままの自分ありのままの自分じゃ駄目だという自己否定人に会うと疲れてしまう
→自己否定から緊張が起こりリラックスして人付き合いをするのが難しい、
 駄目だと思われちゃうんじゃないか?という不安

13. 8回目、全体を通しての感想は?

 全体を通して、これまでのまさに集大成でした。
自分には本当に様々な思い込みがあるなあ、とも思いますし、突き詰めれば、
「じぶんはありのままではダメでいられない」という自己否定だけが残るような気もします。
だからこそダメじゃないんだよ。いいんだよ。と繰り返し気づくことが最重要なんだとも思いました。

自分に対してもそうですが、2人のこどもや夫との関係の中でも当てはまることがたくさんあるので、
日々、気づけるようになりたい。

14.この講座を修了し、始めた頃と現在と、自分自身に、家族に、職場に、
どのような変化を実感しますか?

この講座を始めたときには、学んで人の役に立てることができたらいいな。などと
思っていたのですが、まさかこんなにも自分を振り返ることになろうとは予想していませんでした。
変えるのは人、でなくてまず自分、ということが身にしみて分かりました。

この8ヶ月は本当に辛かったです。私の古傷が常に痛んでいるような状態といいますか。
今だってそうです。

だめだって思ってる自分がまだまだ居るんです。
でもダメだって思ってる自分がいる「自分」だってダメじゃない。ということも
アタマでは理解できているだけでも相当な進歩だとも思います。

辛いと感じながらも投げ出さずに頑張った自分に感謝しています。
今はまだ、成功していたり注目を集めていたりする近しい人を見るたびに
心がぎゅーーーっと嫉妬心で縮み、
そういう人に比べて自分はダメだーーーなんにもできてないーー注目も人気も無いー。
かといって注目も人気もあればあるで面倒くさそうだしほしくないような気もする

そして悶々として一歩も踏み出せないーーー(涙)と感じていますが・・・(苦笑)
でも。そんな自分をクールに眺めている自分も居ます。

眺めている自分と、感じている自分の距離が徐々に縮まってくると
もう少し気持ちが楽になるんじゃないかと思います。 

レジュメの最後にもありましたが本当にここからがスタートですね。

日々、ひとつひとつ、自分の気持ちに注目し、感じ切る。という作業を積んで行きたいと思います

 沢山の発見をありがとうございました。 

この学びを自分の人生に生かすことができたとき、
自然に周囲にも変化が起こせるようになっていると思います

先生のますますの御活躍によって長年の苦しみから自由になれる人がもっともっと増えますように
そして子ども達の世代にしあわせなお父さん、お母さんが今よりももっと増えますように
遠くから祈っています。

ありがとうございました!!!