子供が主に集団生活の中に入るのは、保育園とか幼稚園、子育てサークル、などでしょうか。

まだ小さい時は、輪の中に入れずお母さんとベッタリ、というのもおかしくはありませんが、3歳以降、他の子がどんどん遊んでいるのに、うちの子だけどうして輪の中に入っていけないんだろう、お遊戯にも参加しないし名前を呼ばれて「はい!」と返事もできない、このままずっとこんな状態が続くのだろうか、とよく相談を受けます。

お母さん側とお子さん側で、それぞれ深いところでの“気持ち”、感じ方のクセがあります。

【お母さんの気持ち】
子供の頃、お母さん自身も人見知りがひどかったり輪の中に入っていけなかったり、人と比べて落ち込むことが多かったりで、自分と同じになるのではないかと心配の気持ちを子供に投影します。こうなったりどうしよう、という心配や不安がまず先にあり、自分の子供が周りと同じようにできないことで、母親失格なんじゃないか、そう思われるのでは、と思ってしまいます。これは本当にとても苦しい気持ちですね。自分の子育てが悪いんじゃないかと責め、積もり積もって時に子供にかなり激しく当たってしまいます。

【子供の気持ち】
お遊戯会では練習の時と全く違う環境にとまどい、それを正直に体で表現しています。また、輪の中に入っていけないのは、拒絶されるのでは、自分は存在価値がないのでは、受け入れてくれないのでは、という思いが出てきて、怖くて不安で入れないことがあります。自分の居場所がない、という思い込みを持っていて、広い場所にいると、どこにいたらいいのかわからなく感じる場合もあります。
その子その子のペースがあります。集団生活ではまわりと合わせることを学んでいきますが、時についていけない場合もありますので、そういう時は焦らず待つこと、少しづつ「できること」を積み重ねていくことで、自信がついていきます。子供は結構、今までできなかったことも、気がつくと急にできたりします。お母さんが気にしなくなると、いつのまにか、あれ?できてる!になったりします。

激しく、輪の中に入るのが苦手、人前に出ると目もあけられない、というお子さんには、抱っこセラピーが効果的です。

そして、お母さん自身のインナーチャイルドと向き合うことで、お子さんの様子も大きく変わっていきます。