通信コース1回目

 

1、なぜこの講座を受けようと思いましたか?

小児科病棟に看護師として勤務してから今まで、病気の子供が検査や治療を納得して受けられる環境について考えてきました。病棟の子供たちや親と接していく中で、私なりに子供の特性、彼らの出すサインの意味を解釈してきました。また病棟勤務ということもあって、子供と親の関係について考えさせられることも多くあり、親が子供に与える影響が大きいことも実感してきました。しかし、いろいろな子供たちと接していく中で、私は子供の心を本当に理解して癒すことができているのだろうかと自分自身に問う機会が多くなりました。そこで子供を理解するためには何が必要か考えていたところに、「チャイルドセラピスト」という言葉に出会いました。そして、調べれば調べるほど、私が得たい知識はこれなのではないかと思うことが多くなりました。

チャイルドセラピストについて学び、子供の心を理解するために必要な知識・技術の習得をし、看護師として病気を持つ子供の体と心を癒すことができるようになりたいと思い、この講座を受けるにいたりました。

2、終了後にはどんな自分になっていたいですか?

子供の心を理解し、子供の心に寄り添える人間になりたいと思います。そして入院生活を送る親子の関係をよりよいものへ変えていけるような関わりができる看護師になりたいです。

3、バーストラウマについて、どう思いましたか?

人の心に胎児期や出生前後に感じたものが残るとは思いもしませんでした。そしてそれが人生にまで影響を与えると思ってもいませんでした。最初にセミナーを受けたときにはあまり実感がなく、「いろんな人がいるから、そういうこともあるんだな」「それは結果論なのでは」と軽く受け止めていました。しかし通信講座を受けて、私の性格、劣等感や自己嫌悪のときに至る考えなどをふと思い出したときに、いつか母から聞いた自分の出生時の話でいくつか覚えている部分を思い出しました。全てを話してもらったことはないため不確かなことも多くありますが、先生が講義で話した内容の中に自分に当てはまることが多くあると感じました。きっと私にもバーストラウマがあり、私も今までいろいろな感情に蓋をしてきたんだろうなと考えるようになりました。自身が感じている劣等感も突き詰めていけばバーストラウマから来るものの可能性があり、それを溶かしていくためにはその方法を知っている必要があります。だからバーストラウマについて知り、解く方法を学ぶ必要があるのだと思いました。

バーストラウマを積み重ねていけば溶かす時間も長くかかることを知ったため、子供のうちにそのバーストラウマを紐解いていくこと、大人がそのきっかけを拾って子供の感情を表出させることが重要だと感じました。

4、講座全体を通しての感想を書いてください。

バーストラウマが人生や人の考え方に大きく影響していることがわかりました。自分が思っている以上に、人生や考え方にもバーストラウマが関係していて、溜め込んでいる負の感情の根本にもそれが関係している可能性があると思うと、私はそれを溶かすことでより自分らしく生きられるのではないかと思います。私が自分自身をしっかり見つめて自分を理解しようと思ってきましたが、その方法をきちんと知らなかったため、今でも苦しいことがあるのではと思います。今まで負の感情は感じていけない、そういう自分は汚いんだと追い詰めていた自分を変える必要があります。先生が「感じていけない感情はない」と言われた時に、自分を受け入れるということはそういうことなのかとハッとしました。自分を許せるような気持ちになりました。これからは自分の感情はいいものも悪いものも感じるままに受け止めて、そう感じた自分自身を受け止めてあげることが、私が自分を受け入れることへの最初のステップであると感じました。チャイルドセラピストを学ぶということは、子供の心に寄り添えるようになるために自分の心を癒すということに近いと感じました。

バーストラウマが子供の勘違いや思い込みから生まれてくることも、子供が大人の言葉を鵜呑みにすることも、子供の思考の未熟さ、経験の無さゆえだと思います。だからこそ正しいことを教えてあげる必要があると感じると同時に、「伝える」ということの難しさも感じました。

バーストラウマを持つ子供が周囲に出す信号や表現がそれぞれ違うこともわかりました。病院でよくある出生時の母子分離だけでなく、病院の検査、採血の時の母子分離も、そのトラウマを助長させているのかもしれないとも思いました。特に出生時から入院をしている子供の心は傷ついている可能性は高いのでしょう。いくら小さくても、いくら仕方のない状況であっても、子供が勘違いしなくて済むような関わりを学んで、広げて行きたいと思います。