通信コース8回目(最終回)

◎8回目、全体を通しての感想は?

子育てって本当に奥が深いというか、知らないと難しいことなんだなと改めて思いました。

自分のインナーチャイルドが癒されていないと、子育てを通してバンバン、ボタンを押されて苦しくなって、その子に必要で適切な対処が出来なくなる。 グチャグチャと余計な感情がくっついてきて、その子の本質、本当に求めていることが見えなくなるのだ思う。 自分の思い込み(存在価値の否定、女性性の否定、など)の分厚いメガネを掛けて、子供達や世界を見ていた時は、自分を怒らせたり、嫌な思いをさせられたり、腹の立つことばかりに感じてたけれど、ひとつひとつその感違いを溶いていってメガネを外してみたら、事実は案外シンプルだった。

子供達は子供達で自分の欲求を満たしたいだけ。甘えたいだけ。遊びたいだけ。 それを、お互いのメガネとメガネでボヤけさせて、事を面倒にしていただけだったのかなと思う。ボタンを押されて、余計な思考が益々事態をわかりづらくしていただけだったのかな。 それがなくなれば、自分の心配や罪悪感や不安や期待などを子供に押し付けることもなく、純粋にその子にとって最適な対処が出来るようになるのだと思う。 きっとそれが、成熟した大人になることであり、それらを眺める意識の眼を養うということに繋がるのだと思う。

・どんな感情(特にネガティブ)も感じることを禁じない
・その感情を押し込めず、否定せず、泣かせてあげる(外に解放)
・感違いしていることは、キチンと説明する
・ダメなものはダメとキゼンとする(罪悪感がなければキチンと叱れる)

この子育てのポイントのどれもが、メガネを掛けていては難しいことばかりだと思います。 でも逆に言うと、メガネを外してさえしまえば、誰もが簡単に出来ることなのだと思います。

そういう意味でも、親のメガネ外しはより良い子育てへの第一歩だし、必須課目なのだと感じました。

 

◎この講座を修了し、始めた頃と現在と、自分自身に、家族に、職場に、どのような変化を実感しますか?

家族全体が確実に良い方向に向かったと感じます。 今、とても幸せです。夫とも良く「幸せだね〜」と話します。

夫とのいさかいが目に見えて減りました。 当初からいつも思っていた「私ばっかり」「何もしてくれない」「私のこと大切にしてくれてない」という思いグセが出なくなったことが大きいと思います。 存在価値の否定、女性性の否定、貰えてるのに貰えてないという感違い、自分は頑張らないと愛されない、自分はダメな親なんだという罪悪感、色んな自分が自分の中にいるということに気付きました。たくさんの感違いがあったことに気付きました。 今まで嫌で認めたくなくて見ないようにしていた、たくさんの私に出会いました。 そういう自分がいるんだな〜ということを認めただけで、夫との関係が変わりました。 真のコミュニケーションでお互いの気持ちを吐き出しあったのも、転機だったと思います。

メガネを外してみたら、たまにはポカリミスもするけど、ちゃんと家族を大切にしてくれて、家事も育児も手伝ってくれる優しい夫でした。 夫からも「勉強してすごく変わった」と言ってもらえ、自分を認めてくれたのがわかったのか、何でも話してくれるようになりました。

長女は以前のレポートにも書いた通り、人見知りがなくなり、活発になりました。 何かモヤモヤがたまってきて泣きたいのかな?という感じが私自身がわかるようになり、そういう時はちゃんと叱ってあげていっぱい泣かせてあげてます。 自分の中の罪悪感が減り、子育ての仕方について自信がついたのか、キチンと叱れるようになったと思います。 1歳8ヶ月の長男は、人懐こい元気なかわいい子なんですが、その元気さに私が追いつかず(高齢もあり)9月からたまに幼稚園の託児に預けています。 今までの私だったら、働いてないのに預けるなんて、人目を気にして出来なかったに違いありません。 でも今は、結果私のストレスも減り、息子にとっても家族にとっても良い影響を与えることにつながるのだと思えるようになりました。 メリハリをつけて、自分も大切にすることを覚えました。

最後に母親とのことを書きたいと思います。

この講座を始めた理由のひとつに、母を許したいという目的があったということは、前回のレポートでも書いたと思います。それ故、母を許せない自分が許せなくて、先生に矛先を向けぶつけてしまいました。(すみませんでした)

その後に、母親に自分の気持ちを綴った手紙を出しました。 手紙の返事がくる間、私は不思議と心が穏やかでした。 長年の怒りと悲しみを出し切ったからでしょうか。 やるだけのことはやったという、とても清々しい気持ちで、返事の内容はもうどうでも良くなっていました。 私は自分のインナーチャイルドが望んだことを、忠実に遂行した。 その事実だけで、確実に癒されたのだと思います。

そして、返事を待つ間に読んだ「がんばらない子育てのコツ」ジョン・グレイ著の中の一節に、心が動かされたんです。 そこには、生きていくうえで不可欠な要素と題して、子どもの健全な成長過程に必要な12の試練について書かれていました。以下にそのうちのいくつかを載せます。

・子どもは、何でも自分の我がままが通ると、協調性を身につけられない。
・子どもは、痛みや喪失感を経験しなければ思いやりを身につけられられない。
・子どもは、逆境に出会わなければ勇気や楽観性を身につけられられない。

これらを読んだ時に、上手く説明出来ないのですが、「あ〜私がこれらの要素を身につけるために、あえて辛い経験をさせてくれたんだ」と思いました。

誰が? 母親がそんなことを考えて、わざと辛い経験をさせたわけじゃない。 大いなる私が、自分でこういう経験をさせてくれる親の元を選んで生まれてきたんだ!

と、突然わかったんです。

良く、「生まれる前に神様と相談して、自分が親を選んで生まれてくる。」という説は聞いていましたが、ニュアンスはちょっと違っていました。 神様というか、私は手のひらの小指であって、いつでも大きな意識?みたいなものと繋がってて、大きなものが小指を旅に出させた、みたいな感じでした。 その大きなものが、「この子(小指)にはこういう学びをして、こういう子になって欲しい」と本と同じようなことを思っていて、その愛情みたいな思いがすごく伝わってきて涙が溢れました。 (分かりづらい説明ですいません)

ここに本物の愛があった!

と感じました。

それと同時に、お母さんは、あのお母さんでなければいけなかったんだ。 不完全で未熟な親である必要があったんだ。 私の学びに合わせた、見事な役割を演じきってくれたんだ。

と思ったら、すべてが納得しました。 あの人はあの人のままで、それでいいんだと。 普通のお母さんになってほしいと、ずっと思ってきたけど、普通のお母さんじゃいけなかった。 自分が自分で決めてきた壁を、自分で恨んでお母さんのせいにして跳べないできたんだ。 それを思い出すことが、自分で作った壁を超えるということなのかな?と今思います。

そんな思ってもいなかった方向から、結果的には母親のことを許せてた自分がいました。 許すも許さないも、自分のために自分で決めてきたのだから、お母さんはただその役目に選ばれただけなのだから。最初から、恨む方が違ってたんだ。 何だか私の意識がグルっと回転してしまいました。

それから、間も無くして、母から手紙が届きました。 自分の生い立ちと、お父さんの独立の経緯などが変な家系図と共に送られてきました。 そこには、愛を知らない、子育ての仕方がわからない、空洞の母親がいました。 自分の感情を押し殺して生きてきた空洞タイプそのものの母親がいました。 もうすでに、私の意識が変化していた後だったので、冷静に手紙を読むことが出来ました。

思ってた通りの人でした これなら仕方ないよな〜 空っぽの人から愛を貰おうと頑張ってたけど、貰えるわけないよな〜。

すごく納得しました。

そして、そのことを返事として送りました。 もう、あの頃のことは忘れていいですと。

こうして、私の親を許すという目的は達せられました。 もっと、感動的ですごい涙が沢山でるものなのかなと思っていましたが、実際はサラッと淡々としていました。あら?気が付いたら終わってた、という感じで、自分でもちょっと拍子抜けな部分はあります。 でも、今思うと…本当の山場はマザーワーク(講座6回目)の頃だったんですね。

親を許せない自分を許せてない ことを、認めた時点で、事は動き出していたんでしょうね。

そういう意味でも、真美先生は私の恩人です。 私の意識を変えてくれた恩人です。

辛くてぶつかってきた私を、厳しく愛を持って受け止めてくれた。 あの時、途中で辞めないで良かった。 最後まで続けて本当に良かった。

感謝してもしきれないくらいです。

ありがとうございました。

これからもきっと試練にぶつかったり、嫌な気持ちになったり、人のせいにしたくなったりする時もあると思いますが、その時はまた思い出して我に返ります(笑) ここで教わったことを胸に、自分を信じて生きていけると思います。 あんなに嫌で感じることを避けていた感情も、今では自分からのメッセージなんだと思え、身近な存在に感じられるようになりました。

どんな感情も感じてダメなものはない

この言葉の深い意味がわかったような気がします。 この言葉をいつも忘れずにいようと思います。

長い間、ご指導くださりありがとうございました。